進級テストの日。小さなコートで起きた、大きな一日
これは feeee.link の紹介用サンプル記事です。実在の店舗・人物の記事ではありません。
ジュニアクラスの進級テストの日は、コートの空気が少しだけ張り詰めます。合格の顔も、悔し涙も、全部が成長の記録です。その一日のことを。
テストは「できた」を確かめる節目
ジュニア育成クラスには進級テストがあります。ふるいにかけるためのものではなく、「ここまでできるようになった」を本人が確かめるための節目です。
テストの日の朝は、いつも元気な子ほど静かです。順番を待つ間、素振りを繰り返す小さな背中を見ていると、私のほうが緊張してきます。フットワーク、ストローク、そして課題にしてきた一本。ふだんの練習でやってきたことを、ひとつずつ出してもらいます。1クラス最大4名だからこそ、私はその全部を最初から最後まで見届けられます。
合格の顔と、悔し涙と
合格を伝えた瞬間の、あの誇らしい顔は何度見てもいいものです。保護者席に走っていって報告する姿に、ベンチの保護者の方と一緒に拍手をします。以前、保護者の方から「合格したときの誇らしい顔が忘れられない」と言っていただいたことがあり、それはそのまま私の気持ちでもあります。
一方で、あと一歩届かない日もあります。悔し涙も、次の練習の集中に変わるなら大切な経験です。成長のペースには個人差があります。だから比べる相手は隣の子ではなく、先月の自分。それをテストのたびに伝えています。
コートの外で待つ人たちへ
テストの日は、送迎待ちの保護者席と日陰のベンチが、ちょっとした応援席になります。わが子の一球に思わず立ち上がる方、そっと目を拭う方。コートの中の頑張りと同じくらい、外で見守る時間にも物語があるのだと、この仕事をしていて教わりました。
テニスを通じて積み上がる「できた」の記録を、これからも一つずつ増やしていきます。うちの子にもできるだろうか、と思われたら、まずは体験レッスン(60分・¥1,000、用具レンタル無料)へ。コートでの顔を、ぜひ一度見にきてください。
次の目標は、もう決まっています
テストが終わった翌週のレッスンで、私は一人ひとりと次の目標を決めます。合格した子には次の級に向けた課題を、届かなかった子には「あと何ができれば越えられるか」を、毎回の練習メニューに落とし込んで伝えます。目標が言葉になっていると、同じ球出しの一本でも、練習の意味が変わってくるからです。
進級テストは、年間の通過点のひとつにすぎません。それでも、コートの上で積んだ「できた」の一つひとつは、確かにその子の中に残っていきます。その積み重ねを、保護者の方と一緒に見守っていけたら嬉しいです。


Made with feeee.link