「大井町 定食」で見つけてくれた人にも、40年通ってくれる常連さんにも、同じ一膳を。 羽釜で炊く米と、朝の市場で選ぶ魚。父から継いだ味を、今日も揚げ場の湯気の中で守っています。 安さだけじゃない理由を、この一膳で。路地の奥の小さな食堂で、それだけをやっています。






税込・現金/PayPay。ごはん・味噌汁のおかわりは無料です。11時開店、提供はだいたい5分。お弁当(テイクアウト)は前日までに電話かLINEでご予約いただけると確実です。夜は17時半から、小さな居酒屋としても開けています。
近くの現場で20年、週に3回はお世話になっています。11時に開けてくれて、座って5分でアツアツが出てくるのが職人にはありがたい。生姜焼きの日は朝からそれ目当てで来ます。ごはんおかわり自由だから若い衆も満足だし、味噌汁のだしがちゃんとしてるから体が楽なんですよね。臨時休業がLINEで前もってわかるようになって、閉まってて空腹でうろつく、がなくなりました。
40代・内装職人さま単身赴任で大井町に来て「大井町 定食 一人」で調べて見つけました。カウンターがあって一人でも入りやすいし、日替わりで焼き魚が食べられるのが本当にありがたい。毎日コンビニ弁当で野菜不足だったのが、ここに通うようになって体調が全然違います。ぬか漬けが好きだと話したら小鉢を多めにしてくれたり、常連じゃない新参の私にも同じ温度で接してくれる。単身赴任先の実家みたいな場所です。
50代・会社員さまこの店は、父が昭和59年(1984年)にこの路地で始めました。私は二代目です。もともとは都内の会社で営業をしていて、厨房に立つ気などまるでなかった息子です。 継ぐと決めたのは、父が腰を痛めて揚げ場に立てなくなった年でした。実家に帰って久しぶりに食べた父の生姜焼きが、記憶よりずっと旨くて、こんなに旨いものを黙って閉めるのかと思ったら、体が勝手に会社に辞表を出していました。それから三年、父の隣で、火加減とだしと米の炊き方を、口では教えてくれない人の背中から盗みました。 うちのこだわりは、正直、派手なものではありません。米は羽釜で炊きます。ガス炊飯器より手間はかかりますが、一粒が立って、冷めても甘い。味噌汁のだしは煮干しです。魚は父の代から通う市場で、朝いちばんに自分の目で選びます。生姜焼きの豚は毎朝挽いてもらうロース。ぬか床は、母が嫁いできた年からつぎ足してきて、今年で42年目になります。 ごはんと味噌汁のおかわりを無料にしているのは、見栄でも大盤振る舞いでもありません。腹をすかせて働く人に、腹いっぱい食べて午後もがんばってほしい——ただそれだけの、父の代からの決まりごとです。券売機を入れないのも同じで、「今日は顔色悪いね、味噌汁の具、増やしとくよ」の一言が言えなくなるのが嫌だから、それだけです。 このページは、食べログの点数のためでも、流行りのためでもなく、この店そのものの看板として持っています。「一人でも入れる?」「子ども連れでも大丈夫?」「日曜はやってる?」「お弁当は頼める?」——のれんをくぐる前に気になることに、先に、正直に答えておく場所です。大井町にお越しの折は、路地の奥までどうぞ。湯気の立つ一膳を、用意して待っています。