金沢・東山の路地奥の小さな工房で、銀・真鍮・プラチナを槌で打ち、ひとつずつ指輪をつくっています。 つるりと均された既製品ではなく、槌目のひとつひとつが「その日、あなたの手のためだけに打った跡」であってほしい。だから同じ指輪は二度とできません。 結婚指輪のフルオーダー、形見のリメイク、そして月に数回、二時間の彫金体験もひらいています。






すべて手仕事の一点物です。地金(金相場に連動)・石・サイズ・仕上げで金額が変わるため、下記は目安です。制作前に必ずデザイン画とお見積りをお出しし、ご納得いただいてから火を入れます。金属アレルギーのご相談、左利きの方の体験も歓迎です。
既製の結婚指輪をいくつも見たけれど、どれも「きれいすぎて」しっくりこなくて。ここで二人で槌を握った日、不器用な私が打った歪んだ跡を、澪さんが『これが一番いいんですよ』と残してくれました。毎日その凸凹を指でなぞるたび、あの日の工房の匂いを思い出します。一生、育てていく指輪になりました。
30代・結婚指輪をご依頼のおふたり亡くなった母の指輪が、サイズが合わずずっと引き出しの中でした。石だけを外して、私の手に合う細い台へ。相談の日、母の話を一時間も聞いてくださって、それだけで泣きそうでした。今は毎日つけています。母をまた連れて歩けているようで。
50代・形見のリメイクをご依頼のお客さま甲斐 澪(かい みお)。1988年、石川県金沢市生まれ。 美術系の高校で金工に出会い、卒業後は東京の宝飾メーカーで7年、修理と石留めの職人として働きました。毎日、他人がデザインした指輪を直し、サイズを合わせ、取れた石を留め直す日々。そのなかで一番心に残ったのは、修理に持ち込まれる「古くて、傷だらけで、それでも手放せない指輪」たちでした。 人は、完璧だから指輪を大切にするのではない。そこに時間と記憶が乗っているから手放せないのだと、修理台の上で教わりました。 2019年、生まれ育った金沢の東山に、小さな工房を開いて独立。均された既製品にはない「槌の跡=その日の記憶」を残すことを、制作の芯にしています。 結婚指輪をおふたりで打つ日も、形見をリメイクする日も、私はまず「この金属が、これからどんな日々を一緒に過ごすのか」を伺うところから始めます。火を入れるのは、そのあと。同じ指輪は二度とつくれないし、つくりたくありません。
月と槌 ーtsuki to tsuchiー さんは、このページの見本として登場している架空の人物です。そのため、この予約は送信されません。
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